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(2010年6月29日)NPO法人ふれあいねっと設 立 趣 旨 書
設 立 趣 旨 書
尾山台団地は、昭和42年入居開始の1,760世帯のUR賃貸住宅であるが、65歳以上の高齢者率は33.8%(平成22年4月1日現在、上尾市調べ)で、市内有数の高齢化地区である。また、1世帯当たりの平均人口も1.89人(同前)で、一人暮らしの高齢者が極めて多く、その対策が自治会活動の喫緊の課題となっている。 当団地自治会では、これまで社協支部等の協力を得て、ふれあい喫茶(毎月1回)やおしゃべりの会(週1回)、映画会(月1回)や食事会(年2回)、障害者リハビリ教室(月2回)等を開催すると共に、福祉相談(週2回)等の活動を行っている。また、平成18年1月からは在宅支援活動組織「尾山台助け合い友の会」(以下、「友の会」という。)を設立し、高齢者・子育て家族の支援を行っている。加えて、平成21年11月からは、埼玉県の「地域支え合いの仕組み推進事業」の助成を受け、「友の会」会員を対象にワゴン車による通院や買物支援及び毎月の食事会を開催すると共に、地域商品券による地域商店振興も行っている。しかし、当団地の高齢化は、今後ますます進行することが予想され、福祉活動の一層の充実が求められる。そのためには、地方自治体や都市機構等と連携した幅広い活動が必要であるが、当団地自治会には法人格がないため、地方自治体等との連携(委託・受託関係等)が難しいばかりでなく、独自の事業展開にも限界があり、今後の事業の継続性に不安がある。また、当団地外周辺地区においては、当団地で行われているような福祉活動は行われておらず、当該地区住民からの前記諸事業への参加の要望も少なくないが、これらの地区に対する事業の拡大は、自治会組織では限界がある。これらの活動を継続、発展させるためには、より安定した組織が必要である。ついては、「友の会」の事業を基盤に、NPO法人を設立し、福祉事業の継続性及び発展性を確保すると共に、広く団地外周辺地区の住民をも対象とした事業を行うことにより、地域福祉の発展に寄与することとしたい。
・平成18年1月22日 在宅支援活動組織「尾山台助け合い友の会」設立・平成22年4月25日 自治会定期総会でNPO設立を確認・平成22年5月10日 自治会役員会でNPO設立準備会設置を決定・平成22年5月25日 第1回設立準備会開催(準備委員は自治会会員中より募集) ・定款、趣旨書、事業計画等の案を検討 ・平成22年6月 3日 第2回NPO設立準備会開催 ・定款、趣旨書、事業計画、当初の役員等の案を決定 ・平成22年6月10日 第3回NPO設立準備会開催 ・設立総会に提案する、定款、趣旨書、事業計画、収支予算、 当初の役員等の案を決定・平成22年7月4日 設立総会開催
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